黒ニキビのケア方法について
次に黒ニキビについてお伝えしていきます。黒ニキビは白ニキビが発展した形となります。発展と言う言い方は少しおかしいかもしれませんが、白ニキビが進化した形と理解すればいいでしょう。
黒ニキビは毛穴の中の汚れが十分に除去されなくて、そのままの状態で酸化してしまったニキビです。白ニキビは毛穴が詰まった状態ですが、黒ニキビは逆に毛穴が空いてしまっている状態です。
白ニキビと比較してそれほど大差がないとも言えますが、ただ皮膚の中にニキビが出来てしまっているので見た目が白ニキビよりも汚く見えます。
原因はいくつか考えられますが、間違ったスキンケアの影響が大きいと言えます。日々のスキンケアはとても大切です。ここで間違ったケア方法を覚えてしまってそれをずっと継続すると肌トラブルはどんどん大きくなっていきます。
やはり最低限お肌の基礎的な知識は持っておきたいものです。次にお伝えしていくのは黒ニキビをどのようにしてお手入れしていくかです。
黒ニキビをどのようにしてお手入れしていくか?
まず大切な事は黒ニキビにしても白ニキビにしても潰してしまわないことです。よくニキビが出来たら潰してしまえばいいという意見もあるようですが、それは間違ったケア方法です。
潰して、ニキビ菌が広がって更に広がり、ニキビが多方面に渡って出来てしまうという現象も起こる場合があります。ですから、基本的なケア方法としてはニキビは何があっても潰さない事が大切です。次に必要な事はしっかりと朝夕二回洗顔するということ。
その際はあまりごしごしと顔を擦らない、皮膚に刺激を与えないという事が最大のポイントです。高校生などはこういった知識がまだないので、洗顔と言えば顔をゴシゴシとこすって洗うという勘違いしている人がたくさんいます。
でも、これは間違った洗顔方法です。出来るだけ丁寧にお肌を労わるような感じで、ソフトタッチで洗って下さい。これは必須事項です。それと、あまり強い洗顔剤を使わないこと。皮脂を全部取ってしまわないこと。これも大切な事です。皮脂も必要があって残っています。
何故必要かと言うとお肌を外からの刺激に対して守る為です。ですから皮脂を取りすぎると却って多くの皮脂がお肌の奥から分泌される事になります。その結果、毛穴が詰まりニキビが出来るという構造が生まれます。この構造をよーく理解しておいて下さいね。
ですから、洗顔は必要だけど、皮脂も必要。取りすぎてはいけないという事を是非頭の中に入れておいて下さいね。